セックスレスの原因って結局なに?満たされない気持ちを埋める方法4選

夫婦関係

ライターのまめです。セックスレスの当事者として発信したInstagramX(旧Twitter)がバズり、現在はこのテーマを中心にライター活動をしています。日刊ゲンダイのWebメディア「コクハク」でも連載中!

このヒールメイトマガジンでも何度も取り上げているテーマの「セックスレス」。

今回は特に、女性側のセックスレス問題について焦点を当てていきます。

 

まず、何をもってセックスレスと定義するかを、ここで改めて解説しておきます。

◎セックスレスの定義
セックスレスとは「特別な事情がないにもかかわらず、カップルの合意した性交あるいはセクシュアル・コンタクトが1ヶ月以上なく、その後も長期にわたることが予想される」状態。

(日本性科学会、1994年)

 

筆者は、男性と女性で「セックス」の捉え方に微妙なズレがあるように感じています。

このズレをお互いが認識することで、気持ちのすれ違いを防げるかもしれません。

 

今回の記事では、女性がセックスレス状態になってしまう理由やセックスに求めるもの、セックスレスで満たされない気持ちを解消する方法を解説いたします。

セックスレスでお悩みの女性の方はぜひ、最後まで読んでみてください。

また女性がセックスをどのように捉えているのか、行為を拒否する理由については男性も参考になることがあるかと思いますので、男女問わず多くの方に読んでいただければ幸いです。

 

セックスレスは社会問題


(出典)「夫婦のセックスレスに関する実態調査 第1報」(レゾンデートル株式会社、2023年)

 

Healmate magazine(ヒールメイトマガジン)の運営元であるレゾンデートル株式会社が既婚者男女4,000人にアンケートを行い、「あなたは配偶者とセックスレス状態にありますか?」と質問したところ、「セックスレス状態にある」または「セックスレス状態にややある」と回答した人が合計で約68%に上る結果になりました。

 

一般社団法人 日本家族計画協会が2020年に行った「【ジェックス】ジャパンセックスサーベイ」の調査でも既婚者のカップルの51.9%がセックスレス状態であると回答しており、数字に差はあるものの、日本の夫婦の半分以上はセックスレス状態であることがわかります。

ここまでの数字になると、セックスレスはもはや社会問題です。

 

女性がセックスを拒否するワケ

結婚してからのセックスレス問題が深刻であることを踏まえ、なぜセックスレス状態になってしまうのかを考えてみましょう。

今回の記事は女性にフォーカスしていますので、女性がセックスを拒否する理由と、拒否される理由について解説いたします。

まずは、「女性がなぜセックスを拒否するのか」についてです。

①夫が家事・育児に協力的じゃないから

子どものいる家庭にありがちなのが、家事も育児も妻に任せっきりというケース。

共働きが当たり前になりつつある現代では、出産後も仕事を継続している人がほとんどです。

朝起きてからは、子どもと自分の身支度や、朝ごはんの準備、洗濯に追われ、息つく間もなく仕事が始まります。

帰宅してからも子どもの宿題を見ながら、晩ごはんの準備や後片付けをして、夜寝る頃にはクタクタです。

 

そんな時に「今日、いい?」と誘われても……

というのが女性の本音です。

 

疲労は性的な関心を低下させる要因といわれています。

「何度誘っても断られる…」という男性は、家事と育児の分担がきちんとできているのかどうか、ご自身のライフスタイルを見つめ直してみるといいかもしれません。

②男性として見られなくなったから

お互いのことが好きで結婚したはずなのに、長年生活を共にすると、男性と女性の関係ではなくなってしまうのは、筆者だけではないはずです。

夫を男性ではなく、どうしても「家族」として認識してしまい、異性としての魅力を感じられなくなってしまうことがあります。

 

そうすると、「家族とセックスするのがなんだか気持ち悪い」「そんな気分になれない」「今さら恥ずかしい」など、夫とセックスすることに対して嫌悪感のような感情が湧き起こるのは不思議なことではありません。

③セックスが気持ち良くないから

結婚すると、基本的にセックスは配偶者としかしません、基本的には…

同じ相手と何十回、何百回とセックスをすると、どうしてもマンネリ化するのが世の常です。

 

女性からよく聞かれるのは

前戯が雑になってきた」「始まってすぐに挿入しようとする」「行為中ずっとひとりよがり」といった不満の声です。このような雑なセックスのせいで、夫との行為が嫌いになってしまったという声も少なくありません。

やはり、セックスは気持ち良くて楽しいものでないと「したい」という気分にならないものでしょう。男性の皆さんは、女性に対しては普段から丁寧に、気持ちを込めて接してあげてくださいね。

 

女性がセックスを拒否されるワケ

次に少数派ではありますが、女性が男性からセックスを拒否されるパターンについてみていきましょう。

①体型の変化が著しいから

女性は、出産をきっかけに体型が変化したり、体重が増えたりすることがあるでしょう。

ホルモンバランスの影響もあり、仕方ない面もあります。

 

無理なダイエットをする必要はないのですが、気持ちまでだらしなくなるのではなく、必要最低限のレベルで身なりをきれいにしておくのはマナーかもしれません。

その方が自分自身も自分を好きでいられますので、自己肯定感も高まります。

②女性として見られないから

こちらは、前述した「男性として見られないから」と同じになりますが、結婚生活が長くなると、夫も妻のことを「家族」としてしかみられなくなる傾向にあります。

特に子どものいる家庭ですと、家の中での「母親」としての役割が大きくなりどうしても女性として魅力を感じられなくなるのでしょう。

 

決して嫌いになったのではないが、性的対象として見られない!という声もよく聞きます。

また、筆者も実際に夫から「お母さん、という感じがしてそういう気持ちにならない。」と言われたことがあります。

③疲労でそんな気分にならないから

現代社会でよくあるのが、働きすぎによる過労で、性欲が湧かないというパターン。

セックスレスの問題の根本には日本の働き方が関係しているのではないか、と常々感じています。

 

人間の三代欲求は「食欲・睡眠欲・性欲」といわれています。

食事を摂らないと人間は死んでしまいますし、睡眠も人間の生存にはなくてはならないものです。

しかし、最後の「性欲」についてはセックスをしなくても人間は生きられます。

食欲と睡眠欲が最低限、満たされていないと、性欲は起こりづらくなるでしょう。

健康な心と体があってこそ、初めてセックスをしたいと思えるのです。

 

特に30代から40代の働き盛りの男性は、ついつい体を顧みず働き過ぎでしまい、心身ともに疲弊している人が少なくありません。

激務が体調に影響して「セックスするよりも、まず寝たい…」と考えてしまうのです。

 

セックスレスが理由で婚外恋愛をする女性たち

前項では、女性がセックスレス状態に陥ってしまう理由を解説いたしました。

セックスレス状態になった女性の中には、いつも何か満たされない、寂しい思いをしている人が存在します。

彼女たちの不満の中身は一体何なのでしょうか。

 

以下は、レゾンデートル株式会社が、婚外恋愛経験のある30〜59歳の既婚男女350人(男性149人、女性201人)に「夫婦間のセックス頻度」について調査した結果となります。


(出典)「婚外恋愛に関する実態調査 第7報」(レゾンデートル株式会社、2023年)

 

男性においては、婚外恋愛をしている人でも、夫婦でのセックスが高頻度で行われていることがわかります。

1ヶ月以上セックスがないのがセックスレスの定義ですので、配偶者とのセックスが「数ヶ月に1回程度」「年に1〜2回」「年に1回以下」と回答した婚外恋愛経験者の既婚男性の合計40.9%がセックスレスであるといえます。


(出典)「婚外恋愛に関する実態調査 第7報」(レゾンデートル株式会社、2023年)

 

続いて婚外恋愛経験のある既婚女性はというと、男性に比べると圧倒的にセックスレスの人が多いのが容易にわかります。

「数ヶ月に1回程度」「年に1〜2回」「年に1回以下」を合わせると60.3%の婚外経験女性がセックスレス状態です。

 

この結果を見ると、断定はできませんが、女性が婚外恋愛に走る理由の一つに「セックスレス」が上げられるでしょう。

女性は、同期間に複数の人と関係を持つことが男性と比べると少ない傾向にありますから、婚外恋愛が始まってしまうと夫とセックスする必要がないのです。

 

女性は、セックスを性的欲求の発散よりも「愛情表現」と捉える傾向があります。

夫婦でセックスレスになってしまったことにより、夫からの愛情を感じられなくなってしまう、その結果、寂しい気持ちを埋めるために婚外恋愛で満たそうとするというのが女性の感情の流れなのでしょう。

 

セックスレスというのは、我々が考えている以上に根深い問題であり、長期化すると夫婦関係を破綻させてしまうほどの影響力を持っているのです。

 

セックスレスで満たされない気持ちを解消する方法

では、セックスレスになってしまった女性の心を満たす方法は、婚外恋愛しかないのでしょうか。

いきなり婚外恋愛に踏み出すのはちょっと…!という方に向けて、婚外恋愛以外での気持ちの満たし方を考えてみましたので、ご紹介します。

①スポーツ

スポーツで体を動かすことで、加齢によって落ちてきた体力をつけることができます。

マラソンのような苦しい状態が続くと分泌される「エンドルフィン」により、心身のリフレッシュも期待できます。

 

バスケットやバレー、サッカーのようなチームスポーツでは、仕事や家庭とは別の人間関係が構築されることがあり、サードプレイス的な役割を果たしてくれることもあるでしょう。

ストレス発散をしながら、健康的な生活習慣を築けるので、スポーツ始めてみるのはおすすめです。

②仕事

仕事に没頭することで、達成感や自己肯定感が高まります

仕事での成功体験は自己肯定感が高まりますし、自分の存在価値を感じることができます。

また、仕事仲間とのコミュニケーションや協力も、セックスレスによる孤独感を軽減させてくれます。

 

ただし、過度に仕事に没頭してしまうと、体調を崩したり、逆にストレスを抱え込んでしまったりと、逆効果になってしまうこともあります。

プライベートな時間とのバランスを取りながら、仕事に打ち込んでくださいね。

③セルフプレジャー(自慰)

女性であっても、性欲があるのは普通のことです。

出産しても、年齢を重ねても、人の温もりを求めたい欲求は誰からも否定されるべきではありません。

しかし残念ながら夫婦でセックスレス状態となってしまったら、身体的な性的な欲求を満たす手段としてセルフプレジャーが有効です。

 

セルフプレジャーをしてオーガズムに達すると、自律神経が作用して幸福感が増します

心身がリラックスするので、快眠の効果もあります。

その結果、お肌の調子が良くなりますし、イライラしなくなるという嬉しい副産物も得られます。

④デート

配偶者以外の人とのデートは、新しい人間関係を築く、またとない機会です。

他の人と過ごすことで、新しい視点や価値観に触れ、自分の人生に新しい刺激をもたらすことができます。

これは単なるセックスの代替手段としてではなく、精神的な満足感や、非日常を楽しむものとして捉えるのがおすすめです。

 

異性とのデートを通じて、新しい自分を発見できることもありますし、すっかり失われてしまった、異性にときめく気持ちを取り戻すこともできるでしょう。

セックスレスが長期化すると、自分に自信が持てずネガティブな考え方に陥りがちですが、異性とのデートは、そんな暗い感情を打破するきっかけになり得ます。

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