突然ですが、婚外恋愛を経験したことある方に質問です。
妻や夫に罪悪感を抱いたことはありますか?
ライターのまめです。
「ヒールメイトマガジン」を運営するレゾンデートル株式会社が行った「婚外恋愛に関する実態調査」で、配偶者(パートナー)に対する罪悪感の有無を婚外恋愛経験者に質問した回がありました。
その結果、なんと男女で回答に大きな差が出たのです。
結論からいうと、女性の方が、男性よりも「罪悪感を持っていない」と回答した人が圧倒的に多いという結果でした。
一体なぜ「婚外恋愛の罪悪感」で男女差が生まれるのでしょうか。
興味深いテーマだと思い、今回の記事で深掘りしてみることにしました。
調査結果を考察してみると、日本社会が抱える男女の役割問題や、夫婦の上下関係が浮かび上がってきます。
婚外恋愛経験者も、そうでない方も、夫婦関係を見つめ直すきっかけになると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
婚外恋愛経験者に「罪悪感」の有無について聞いてみた
ここからは、レゾンデートル株式会社が行った「婚外恋愛に関する実態調査」のデータを元に、婚外恋愛に対する罪悪感の男女差や、年代別の回答をみていきます。
婚外恋愛経験した女性の約35%が罪悪感なし
婚外恋愛をしている人は、きっと配偶者への罪悪感にさいなまれ、心苦しい思いを抱えているのだろうな……
第三者が思う、婚外恋愛当事者のイメージはこんな感じではないでしょうか。
確かに調査結果を見ると、配偶者に対して罪悪感が「強くある」、「多少ある」と答えた人は男女ともに半数を超えています。
しかし、「罪悪感は特にない」と答えた男性が18.2%に対し、女性は35.2%もいて、圧倒的に多いことがわかります。
男性は年代によって回答に差があり。一方女性は?
こちらは、男性の年代別の回答です。
男性は、年代によって配偶者に対しての罪悪感の度合いが変わります。
30代男性では罪悪感が「特にない」と回答した人が優位に高い結果となっています。
30代といえば周囲で、だんだんと結婚する人が増えていく年代です。
既婚者にしてみれば、独身で自由に遊んでいる人がうらやましく感じることもあるでしょう。
まだまだ遊びたい盛りの男性は、独身の同年代の友人が遊んでいるのだから、「自分だって遊びたい!」という理由から、罪悪感なく婚外恋愛に走ってしまうのかもしれません。
一方、40代、50代と年齢が上がるにつれて、罪悪感を持つ人が増えています。
これは、あくまでも予想ですが、この年代の男性は女性を自分より下に見ている人が多いですよね。
「外で彼女を作って、楽しい思いをしている自分」と「家で夫の帰りを健気に待つかわいそうな妻」という構図を勝手に作り上げているのではないでしょうか。
男性は、自分が婚外恋愛していたとしても、「自分の妻は絶対にそんなことするはずがない。」と盲信しています。
決してそんなことはなく、あなたがしていることは、妻もしているかもしれませんよ。
女性の方が、嘘をつくのが上手ですし、何食わぬ顔で、家庭を大切にする妻を演じることができます。
この視点は頭に入れておいたほうが良いでしょう。
一方、こちらは女性の年代別のデータです。
全ての年代で、配偶者に対して罪悪感は「特にない」と回答した割合が多いです。
年代で回答に差があった男性と比べると、世代での差がほとんどないのが特徴です。
婚外恋愛をする女性は、年代に関係なく夫婦関係をドライに捉えているという証なのでしょうか。
婚外恋愛、女性が罪悪感を持たない理由
婚外恋愛を経験した女性が、男性と比べ、配偶者に対して罪悪感を持たない人が多いというデータを元に、その理由を考察していきます。
理由①夫に恨みがある
ずっとワンオペでつらかった…
夫が、家庭や子育てに興味関心を持たないため、ずっとワンオペだった場合、妻は恨みや不満を抱いているでしょう。
話を聞いて欲しい時に、聞いてもらえないさみしさは、どんなものにも代えがたいものです。
特に子どもに関しての、教育方針やしつけ、受験、進学についての悩みは夫婦間でしか共有できないはずです。
妻がこれらの悩みを一人で抱えている時に、仕事や遊びばかりで真剣に向き合ってくれなかった恨みは一生消えません。
このような生活を送ってきた女性は、「婚外恋愛をしてしまうのは、夫のせいで自分は悪くない。」と正当化してしまうでしょう。
理由②サレ妻
不倫された経験のある女性(サレ妻)は、精神的な苦痛を受けて、心に深い傷を負います。
しかも、不倫をされたという事実は、自分には愛される価値がないと感じさせてしまい、妻の自己肯定感を下げることになります。
婚外恋愛をすることで、自分には魅力があり、まだ女性として見てもらえる喜びを感じることは、素敵なことでもあり、また最大の復讐といえるでしょう。
目には目を歯には歯を、ではありませんが、夫にされた仕打ちを自分も相手にしてやろう、と考える気持ちも理解できます。
理由③普段夫から見下されている
お前は何をやらせてもダメだ!
俺がいないと生活できないくせに!
夫から否定されたり、批判を受けたりすることが長く続くと、妻は相手に対して、怒りや憎しみの感情しか湧いてこなくなります。
このような状況下では、婚外恋愛が一時的な逃避手段となり、婚外パートナーがとても魅力的に見えるもの。
さながら、自分を救ってくれたヒーローのようでしょう。
このタイプの人は婚外恋愛をすることで、逆に心の安定を得られるため、罪悪感など全く抱くことがないことは想像できますよね。
理由④自分のしていることを正当化する
女性は男性と比べると、自己を守るために自分のしたことを正当化する傾向にあります。
例えば、夫婦関係が破綻している場合、「私が悪いのではなく、夫が悪い。」なので「私は幸せになる権利がある。」といった考えが生まれ、婚外恋愛を正当化することがしばしばあります。
また、昨今はセカンドパートナーのように夫婦関係においても多様な価値観が生まれています。
・結婚しても家庭の外にパートナーがいても良い
・自分の幸せを優先することは悪くない
というような考えもあるため、婚外恋愛を正当化しやすい世の中といえるでしょう。
理由⑤家庭を大切にしている
妻として、母としての役割はちゃんと果たしているから、いいの!
婚外恋愛をしている女性が罪悪感を持たない理由の一つは、家庭を大切に守っているからです。
矛盾しているように思えますが、婚外恋愛を楽しんでいる女性は意外と、家庭を大事にしている人が多いのです。
彼女たちは、婚外恋愛と家庭を完全に切り離して捉えており、家庭を壊すつもりはないと考えています。
家庭の外で新たな刺激や充実感を得る一方で、家庭を守り、夫や子どもたちに対する責任は果たしているという思いが強いので、婚外恋愛をしていても罪悪感を持たずに、自分の行動を正当化できるのです。
婚外恋愛の罪悪感に影響を与える社会の価値観
現代は、男女関係なく、社会進出できる世の中になってきています。
しかし、いまだに家事と育児の担い手のメインは女性であるケースが多く、完全な男女平等とは言い難いのも事実。
女性は、家庭に費やす時間が多く、家族のために自分の生活や人生を犠牲にしている人がたくさんいます。
上の項で出したデータでは、婚外恋愛をしている男性は40代、50代と年齢を重ねるごとに、配偶者に対して、罪悪感を持つ人が多くなります。
これは、夫婦生活において、夫は妻に奉仕してもらっているから、という理由も考えられるのではないでしょうか。
結婚生活が長くなるにつれて、夫は妻に依存しがちです。
もちろん、経済面での夫のサポートを考慮すると、お互い様なのですが、妻がいないと日常生活がままならないという男性は、案外いるものです。
自分の生活が成り立っているのは妻のおかげだと考える男性が多くなる年代では、婚外恋愛に対して罪悪感が生まれるのでしょう。
一方で、女性側は婚外恋愛の罪悪感について、年代での差がほとんどありませんでした。
どの年代の女性も、家庭を支えているという自負があるため、婚外恋愛をしていても、配偶者に罪悪感を持たないのかもしれません。
夫婦の多様化はますます進む
夫婦関係の多様化は現代社会において、ますます進んでいます。
しかし、いまだに結婚生活では、妻が家庭や子育て、家事をメインで担当する傾向があるため、その負担が重くのしかかります。
これによりストレスを感じ、一部の女性は婚外恋愛に気持ちが向くこともあるでしょう。
ストレスの多い生活の中で、配偶者以外の男性に、優しさや愛情を求め、自分自身の幸せを追求することは自然な心理です。
婚外恋愛をすることで心のバランスを保ち、家庭を安定に維持できるのであれば、誰も否定できないのではないでしょうか。
夫婦とはいえ元々は他人同士。
たまたま縁があって、家庭を運営するパートナーとなっただけです。
今後は、「結婚しても個人の幸せを追求する。」という考え方が主流になってくるはずです。
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