婚外恋愛の掟~幸せになるために~ by Bonnie

既婚者の恋愛

ヒールメイトマガジン編集部です。今回もまたゲストに寄稿を依頼しました!

ヒールメイト掲示板で多くの支持を集めている「婚外恋愛の掟」板の主、Bonnie(ボニー)さんです。

Bonnieさんが作る「掟」は、どれも深くうなずける、すばらしい内容のものばかり。

そこで編集部ではヒールメイト外の一般の皆様にも共有したいと考え、この度の依頼となりました。Bonnieさんには、今回の記事用にリライトもしていただきました。

ぜひ皆さまの、幸せな婚外恋愛の一助になりますよう、お届けします。

⇒掲示板「婚外恋愛の掟


 

はじめまして、Bonnieです。

既婚者マッチングアプリ『ヒールメイト』で現在の婚外パートナーと出会い、その後もアプリ内の掲示板やグループチャットを通じて同じ境遇の方や、婚外恋愛を希望している方と交流を続けています。

 

既婚者マッチングアプリの多くが男女のマッチングとメッセージのやり取りという出会いの機能だけしかない中、『ヒールメイト』には男女問わずに会員同士が交流できる掲示板があり、その掲示板では婚外恋愛についての悩みや相談が多く掲載されています。

 

世の中で決して良しとされない婚外恋愛や不倫の話題を、既婚者同士が赤裸々に語るその掲示板に衝撃を受け、また気軽に婚外恋愛の相手を見つけられるこの世の中であるが故に、興味本位で始めた婚外活動にハマっていく人たちの様子に正直怖い気持ちがありました。

そんな中、普通の恋愛とは違う婚外恋愛に「」があったらどうだろう、と気軽な気持ちで『婚外恋愛の掟』という板を上げました。

 

最初に投稿した「掟」は簡単なものでしたが、たくさんのコメントをいただきました。婚外恋愛に必要な教訓や心に留めておきたい言葉をあげていくうちに、この「掟」はやはり婚外活動をする人にとって重要だと感じ、気付けば1か月に26もの「掟」を投稿していました。

 

徐々に熱が入りコラム形式になっていきましたが(笑)、書いていくうちに『婚外恋愛の掟』を通して、婚外恋愛は日々に活力を与えてくれる一方で、つらい思いをすることのほうが圧倒的多いしリスクもある。それでも、恋をすることや誰かを愛することは素敵なことであり、自分が幸せに生きる1つの方法だ、でもそこには心にとめておかなければならない「掟」があると伝えたいと思うようになりました。共感してくださる方も多くいて、書いている間は本当に楽しかったです。

 

『ヒールメイト』の掲示板でコメント数が20~30の板が多い中、『婚外恋愛の掟』は200を超えるコメントを集める巨大板となっていました(現在も更新中)。

今回『ヒールメイトマガジン』の編集部より「一度記事を書いていただけないか」とのオファーをいただき、『婚外恋愛の掟』の中から特に伝えたいものを、改めて書かせていただくことになりました。

 

では、掲示板に投稿した掟の中からいくつかピックアップして紹介していきます。

一、相手の都合を無視すべからず

恋をするとその人といつも繋がっていたいと思う。

だからついついLINEやメールをしてしまう。

「今何してるの?」「今日は忙しくてつかれちゃった」「会いたいな」「大好きだよ」

でもすぐに既読がつかなかったり、返信がこないと途端に不安になる

 

普通恋愛でもよくあることだけど、婚外恋愛ではそんなことは頻繁に起こる。知り合ってすぐの頃は既読もすぐついたし、返信も頻繁にあったのに、しばらくすると既読がすぐにつかなくなり返信が遅くなる。

他にいい人ができたのかな、興味なくなったのかな、別れるつもりなのかな、って自分の頭の中でグルグルしはじめ、不安になってしまう人は多いと思う。

でも、冷静になってよく考えてみよう。相手にも家族がある。

 

帰宅後や休日は家族と過ごすことが多いのだから、普段スマホを気にしない人が急に持ち歩くようになったりスマホチェックをしだすと、なにか変だと家族に気づかれる可能性もある。

小さな違和感から浮気や不倫を疑われるケースは多い。そして万が一それがバレた時、婚外パートナーを失うだけではない。

自分もそうであるように、相手にも都合というものがある。それを無視して不安になるのは、もうやめよう。

 

一、別れは突然である覚悟で挑め

「ずっと一緒だよ」「もう離れられない」「この気持ちは永遠なんだ」

そんなことを言われてしまったら、宇宙まで飛んでいけるほど舞い上がってしまう。この人と幸せな婚外恋愛が続くんだ、幸せが続いていくんだと思うはず。

だけどそれは、婚外恋愛では稀である。何故ならお互い家庭が一番大切だから。

もし本当に家庭が破綻しているのなら、離婚に向けて進んでいてもおかしくない。離婚していないのには、それができない家庭の事情があるからだ。

 

婚外パートナーとの別れ、それはいつも唐突にやってくる。重病にかかり入院を余儀なくされたとき、事故にあい連絡できなくなったとき、最悪婚外パートナーが他界したとき、特にネットで知り合った場合、婚外パートナーはそれを知るすべがない。また家族に婚外関係がバレたとき、相手の気持ちが受け止めきれず重くなったとき、ネット上でしか繋がりをもっていない場合は相手を簡単にブロックできる。

 

だからこそ、今日が最後かもしれないという覚悟でいよう。今その時、傍にいてくれる婚外パートナーに感謝して、共にする時間を思いっきり楽しもう。いつか突然別れがきても、最後はありがとうと言えるように。

 

一、証拠隠滅は徹底せよ

愛し合った後の別れ際、お互い証拠が残っていないかは必ず確認したほうがよい。

ファンデーションは服についていないか

アイシャドウのラメは顔についていないか

香水の残り香は大丈夫か

キスマークなんてついていないだろうな

 

世の奥様は、とても敏感だ。見ていないようで、ご主人のことをチェックしている。少しでも怪しいと思えば、そこから勘は鋭くなる。

できれば証拠になるようなものは事前に排除したほうが良い。メイク落としと着替えは必須である。香水なんてつけてはいけない。キスマークなんてつけられたら主であればすぐにお別れする。

 

関係を長く継続させたいならば、証拠隠滅は互いに協力しよう。それが婚外恋愛ゆえの愛の証だ。

 

 

一、他言無用

恋をすると女性は特に、彼の話をしたくなる時がある。相談だったり惚気だったり、とにかく誰かに話したくてウズウズするときがある。

 

かく言う私も、以前職場の友人に話した事がある。誰にも知られてはいけない不倫関係をなぜ話してしまったのか、おそらくその時は初めての不倫に浮かれていたんだろう。その友人は独身の頃から仲が良く、恋の話はお互いしていたし結婚してからもお互いの旦那の愚痴を話すなど、とにかくなんでも話す仲だった。

 

でもその友人は、婚外恋愛はNGだった。当時はまだ「婚外恋愛」という言葉はなく、世の中では叩かれる対象である「不倫」でしかなかった。彼女は驚くと同時に、私を軽蔑した。

彼女は社内の誰かにそれを話した。そしてそれはあっという間に社内に広まった。私は知らぬ顔して仕事をしていたけれど、その友人はもちろん他の女性も口をきいてくれなくなった。それも当然、不倫相手は社内の営業マンだったからだ。

当時チームリーダーをしていた私は、皆から無視されることで仕事がうまく進めることができず、プロジェクトは失敗。結果的に退職することになり、もちろんその彼とはお別れをした。

 

婚外恋愛や不倫に嫌悪感を抱く人は多い。婚外恋愛を続けていると感覚が麻痺してくるかもしれない。でも、どんなに親しく信頼ができる相手だとしても、雑談で理解あるような発言があったとしても、絶対に話してはいけない。

誰かに聞いてもらいたいときは、匿名で利用できる掲示板かSNSだけにしよう。

どこからどう話がつながるかわからない。他言無用だ、絶対に

 

一、婚外恋愛だからこそ相手の味方でいよう

ぶっちゃけセックスだけならリスクの大きい婚外恋愛や不倫なんてしないんだ

そんなことを以前の婚外パートナーが言っていたんだ。じゃあ何故婚外恋愛を求めるのか、それは心を通わせる相手が欲しいから。

 

子供に対しては父、妻に対しては夫、仕事ではそれなりの立場で頑張っている男性たち。おなじく女性も虚勢を張って生きている。

その仮面をはずし、素の自分でいられる場所を求めている。

 

だからこそ婚外恋愛では相手の心に寄り添おう。いつも味方でいよう。理解してあげよう。そうして相手にとって唯一無二の存在でいよう。

 

一、関係を積み重ねることが大切

既婚者マッチングアプリの利用者は年々増加傾向で、20万人以上の利用者がいるとか。それだけ出会いを求めている既婚者は多い。同時にお手軽感は否めない。

「あ、この人ダメだ」と思ったらすぐ次!って探すことができる。最初の数か月は楽しくても、慣れやマンネリで飽きてきて他を探すって人もいるかもしれない。

 

でも、もし一瞬でも相手と心が繋がった瞬間があったなら、もう一歩相手に踏み込んでもいいかもしれない。1年を超える頃には愛が深まり、特別な存在になるかもしれない。最初はセックスだけの関係が、穏やかな居心地のよい関係に変化するかもしれない。

 

男性は理性的な人が多いから、どんなに体の関係をもっても頭の中で線引きして婚外恋愛が始まることが多い。女性は感情の生き物だから、セックスすると恋に落ちる人が多い。

関係が続くうちに男性はその線が薄まり、女性は落ち着きを取り戻す。そして新しい関係性が生まれる。

 

婚外恋愛といえど、人と人の繋がり。喧嘩することもある、環境の変化で会えなくなることもある。そこを二人で乗り越えていくことができれば、心から信頼できる本当のパートナーになれるかもしれない。

 

 

一、楽しいと思えることだけすればいい

私が何度も言っていること、それは自分が幸せである為の婚外恋愛

 

初めて婚外恋愛を経験すると、誰しもがその魔力にとりつかれる。心が満たされ、幸福感に満たされるから。普通恋愛と違うのは、その後不安が押し寄せること。

会える頻度も時間も限られて、会えない不安が頭を支配する。会えば身体を求められる、もしくは何時まで経っても求められなくて、相手が本当に自分を好きなのかわからなくなる。でも手に入れたはずの幸福が消えてしまいそうで恐いから、相手に自分をあわせてしまう。でもそれは、一方通行の関係になってはいないかな

 

何度でも言う。自分の幸せの為に婚外恋愛をしよう。

自分が楽しくない恋なんて恋じゃない

楽しいと思えることだけをすればいいんだ。

 

だからもし心に不安が芽生えたら、勇気を出して相手に伝えてみよう。もし受け入れてくれたなら、それはもう最高に楽しくて幸せに違いないんだからさ。

 

一、執着してはならぬ

婚外恋愛と切り離せないのが別れだ。家庭を壊すつもりがないなら、否が応でも必ず訪れる。

 

別れの理由は例えば関係がバレそうになった時、転勤が決まった時、妊娠出産子育てが忙しくなった時、家族にトラブルが起きた時と様々だ。

お互いどんなに愛し合っていたとしても、その気持ちに関係なく突然別れがやってくる

そんな時、相手を責めてはいけない。そして、自分を否定してはいけない。

 

一時でも幸せな時間を過ごし心が繋がっていた相手とのお別れは、男も女も辛くて苦しくて悲しい。心が引き裂かれるような痛みを感じる。孤独感に襲われ、そこにあった幸せを手離したくないと思う。

その感情は人間なら当たり前の感情だ。嬉しかった、楽しかった、幸せだった。だからこそ、悲しくて苦しい。それを受け止めて消化しよう。そしてそっと手放そう。

 

離れていく人に執着しない、すがって深追いしてはいけない。

あなたの元を去っていく人は、あなたの人生の中の役割を終えた人だから。

あなたを笑顔にしてくれたその人に感謝して、さよならを言おう

 

一、掟は必要だがルールはない

掟と言いながらルールはないなどと言うと矛盾しているような気がするけれど、そもそも恋愛のルールなんてものはないような気がしている。

ホテル代デート代は男女どちらが出すべきか、男性は車を持っていたほうが良いか、土日は連絡しないほうがよいか、デートの時の服装はどうあるべきか。婚外恋愛となると途端にどうしたらいいのかわからなくなる。

 

人は十人十色で考え方も価値観も恋愛観も違う。出会う相手によって何が良くて何が悪いかは異なってくる。これは婚外恋愛に限らず、人と人のコミュニケーションでは当たり前のことだと思う。1番は、相手とちゃんとコミュニケーションをとる事だ。

コミュニケーションをとるとは、つまり相手が何を望んでいるかを理解すること。自分の望みばかりを押し付けるのではなく、相手の意思や思いを受け入れることだ。それから、自分がどうするかを考える事が大切だ。

できれば、初めて会った時にそれができるとお互いに次へ進みやすい。もし違和感があったら、それとなく相手に聞いてみよう。そしてお互いに相手の考えを許容できるか、できなければごめんなさいと言わないといけない。

 

SNSや掲示板に人の心の答えはない。答えは相手の中にしかない

もし、お付き合いのルールを作るとすれば、それは2人の間で作るしかないのだ。

 

 

一、女は追われるくらいで丁度いい

女性は恋に落ちるとつい相手のペースにハマりがち。だって好きなんだもん。

会いたいって言われたら時間を作ってでも会いに行く。それが例えたった1時間の逢瀬でも、来てって言われたら1時間かけて会いに行く。

でもある日気付くんだよね。

あれ?私ばかり会いに行ってない?会いたいなら来てくれてもよくない?うわ!私、都合のいい女になってない?!

 

一度手に入れてしまったら、自分から追わなくなる男性は多い。女性からの連絡頻度が多かったり、都合に合わせてくれたりすると「俺は愛されている」と安心してしまう。相手の為に時間を作ろうとしたり、喜ばせようとする努力を本能的にしなくなってしまう。

 

もし最近、彼とのバランスがおかしいな、自分ばかり頑張っている気がするなと思ったら、会いたいと言われても理由をつけて断ってみよう。LINEもいつもよりそっけなくしてみよう。さみしい気持ちをグッと我慢して「私を狙っているのは貴方だけじゃないのよ」とドライな女を装ってみよう。

「あれ?おれ捨てられるのか?俺の女だと思っていたのに!まずい!」と思うはず。

 

そうして彼が時間を割いて自分のもとに会いに来てくれたら、「嬉しい!ありがとう!大好き!」と思いっきり可愛い女になろう。また会いたいと思わせたらこっちのもの

 

追うより追われるいい女になろう。

 

一、自分の軸を失ってはいけない

初めはお互い遊びのつもりだったはずが、いつの間にか恋に落ちている時がある。絶対振り回されないと思っていたのに、相手の一挙手一投足に心踊ったり泣いたりしちゃったりして。

まだウブだった頃はそれでいい。相手に振り回され、それが恋だと勘違いし、傷付きボロボロになっても、若さ故の回復力で立ち直る事ができる。

でも今はどうかな。

走れば息が切れ、階段は膝にくる。思いついたように週末筋トレをすれば、来週は歩くことすらままならない。そんな衰えを感じ始めた私が、振り回されズタボロになった後を考えてみる。悲惨しかない。

 

だから今からでも心の軸は強くありたい。

自分を忘れてはいけない。

いちばん幸せであるのは私自身でなければ意味がない。

 

もし振り回されそうになった時は、相手軸でなく自分軸で考えよう。

私がしたい、私がいきたい、私が会いたい。

だから私はこの人と婚外恋愛をするんだ。

 

自分を幸せにできるのは、自分自身でしかないんだからね。

 


 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。 正解がなく辛く苦しいこともある婚外恋愛。 けれど恋をすると笑顔になれる、笑顔は心を豊かにしてくれる。いくつになってもやっぱり恋って素晴らしく、新しい自分に出会うことができるはず。

婚外恋愛が皆さまにとって、明日への活力となりますように。

ありがとうございました。

Bonnie

《自己紹介》
Bonnie(ボニー)
年齢48歳 婚外歴10年
35歳で結婚するものの、休日や生活リズムも違いにより夫とのすれ違い生活が始まる。妊活について意見が合わず価値観のズレを感じ不仲に。
婚外に心の拠り所を探すようになり、出会った人数(短期やお会いしただけの方)は10名超、婚外パートナーとしてお付き合いした方が4名、現在進行形で特定の方と継続中。

 

 

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コメント

  1. ゆり より:

    すごく刺さることばかりでした
    たまに感情が溢れてしまうことがある時に読み返すと冷静になれる内容だと思います

    • Healmate-Magazine Healmate-Magazine より:

      ゆり様、コメントありがとうございました!
      本当に刺さる掟ばかりで、スタッフの間でも評判でした。
      何度も読み返したくなりますよね。特に恋愛中に。
      ご存じかもしれませんが、Bonnieさんの掟はまだまだあり、
      ヒールメイトの掲示板で現在も増え続けています。
      第二弾など、企画できればと思っております。
      今後ともよろしくお願い申し上げます。

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